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ELEMENTARY SCHOOL小学部

2012年プレスクール開園に続き、ISN小学部は2015年度に開校されました。国際バカロレア(IB)認定校として、3歳から6年生までのPYP(Primary Years Programme) が提供されています。ISNの文化は、生徒達、世界各国から集まる先生達、保護者、地域の人たち等、スクールコミュニティー全体で創られています。

ISNの生徒にとって、学びとはとても楽しくて、待ち遠しいもの。生徒達により規律が定められ、課題の時間が配分され、答えが導き出されます。
スタッフや保護者をはじめとする周りの大人の学びに対する意欲と経験、人間性が子ども達の能力を最大限に引き出します。私達は、バランスのとれた学習者達の、大切な基礎学習過程をサポートします。

 

ISNでの授業はどんな授業?

・ISNの授業は、生徒との対話に重点を置き、生徒ができる限り学習プロセスを主体的に進めることを重視しています。教師は通常、生徒の学習に向かう前の状態を把握し、生徒のやる気を引き出すことからレッスンを始めます。

 

・授業では、自由な質問とディスカッションに重点を置き、すべての生徒が参加することを促しています。生徒は質問されたことに事実を答えるだけでなく、そのトピックについて自分の意見や視点を伝えることも重要だと考えています。

 

・授業は時間で区切られることはないため、ISNの教員と生徒は表面的だけでなく、より深いところまで問題を追究することができます。

 

・生徒たちは、さまざまな情報源に触れています。多言語の本があるISN図書館や、2年生からは、日常的にPCを使用します。私たちは、今日のめまぐるしい世界において、テクノロジーを使いこなすスキルは非常に重要であると考えます。また、校外学習を通して実際に体験し学ぶことを多く活動に含んでいます。

 

・生徒たちはさまざまな活動に取り組みますが、その中には自分たちで企画したものもあります。この1年間、生徒たちが企画した活動のほんの一例ですが、クラフトでデザインしたり、畑での野菜つくり、田んぼでのもち米つくり、地元の農家の人たちの収穫の手伝い、自分たちで演劇を考えたり、自然の中で役立つ技術を学んだりしました。これらはすべて、自由な時間だけでなく、授業の中で自分の能力を伸ばしながら行っていることなのです。

 

・生徒の学習評価は様々な方法で行われます。ISNでは、紙上で問題を解くのではなく、絵やクラフトなどの作品制作、ポスターでの学習発表、プレゼンテーション、動画制作、ゲームのプログラミング、物語の執筆など、生徒がより創造的に自分の知識を示すことができるような方法をとっています。

 

・生徒にはエージェンシーがあります。エージェンシーとは、「変化を起こすために、自分で目標を設定し、振り返り、責任をもって行動する能力」のことです。生徒は学びに主体的に取り組み、自分の学びに誇りを持ち、先生や親のために学んでいるのではなく、自分のためにしているという感覚をもつように指導しています。

 

・授業はISNでの独自のスタイルで行われていますが、授業内容は日本の小学校学習指導要領に完全に準拠しています。

 

ISNの先生はどんな先生?

・ISNの教師は、講師というよりファシリテーターです。子どもたちを最高の自分へと導く存在でありたいと願っています。

 

・ISNの教師はコラボレーターです。教師はひとりで生徒を見るのではなく、他クラスの先生やスタッフと一緒にチームの一員として、生徒たちのために最善の授業や活動、評価を計画します。そして、ISNの教師は、世界中のさまざまな国から来た教師で構成される多文化チームの一員です。私たちはISNでのこのような多様性に感謝し、生徒たちにもこのような感謝の気持ちを持ってほしいと願っています。

 

・ISNの教師は、流暢な英語を話し、IBの指導教育を受けた教育者です。

 

・ISNの教師はコミュニケーターです。私たちは、学校のコミュニティの重要性を理解しています。生徒が学校生活と家庭生活を分離することなく、生徒の両親、親戚を含む家族、地域社会、国際社会が生徒の学習の一部となり、一緒に学習に参加してほしいと願っています。

 

IB/PYP

ISNは、国際バカロレアのプライマリー・イヤー・プログラム(PYP)を提供しています。PYPは、3歳から12歳までの生徒を対象とした、探究心を基盤とした教科の枠を超えた学際的なプログラムで、世界的に広く認知されています。

 

・国際バカロレアは、1968年に設立された非営利団体で、志を同じくする世界中の学校を結びつけ、学校のあり方を変えることを目的としています。生徒の学習効果を高めることを目的として、世界中の4000以上の学校が知識やアイデアを共有し、そのネットワークを結んでいます。

 

・IBには、PYP、MYP、DP、キャリア関連プログラムという4つの教育プログラムがあります。

 

・IBは、PYPを「概念的な理解を深める、探究的な生徒中心の学際的なカリキュラム」と定義しています。

 

・IBは探究的な学習であるため、ISNでは、生徒が単に先生の話を聞き、物事を覚えようとするような受動的な学習は望んでいません。生徒が自ら質問し、答えを出し、最初から最後まで自分で問題を解決し、自分で調べるという環境を作りたいのです。そこには講師はおらず、ファシリテーターと呼ばれる、生徒をサポートする人がいるのです。

 

・IBが生徒中心であるということは、生徒が学校にいくことを楽しみ、何に興味を持ち、どのようなことを学びたいのかを学校側が理解しようとすることです。私たちは、生徒が一人ひとり違うことを認め、一人ひとりにアプローチすることを心がけています。ISNでは、生徒が最もよく学べるのは、個々の理解度に応じた指導が行われたときであり、また、生徒が最も意欲的に取り組めるのは、自分たちが楽しめる活動であるときだと考えています。

 

・成功する大人とは、何かについて最も多くの事実を記憶している人ではなく、PYP学習者像に反映されているすべての資質を示す、向上心あふれる人であると、私たちは信じています。学習者像とは、他人を思いやること、リスクを取って探究すること、コミュニケーションをとること、他人とうまくやること、信念を持つこと、一生懸命考えて知識を得ること、学んだことを振り返ること、新しいことを学ぶことに前向きであること、上記のすべてのバランスを保っていることです。

・IBが学際的であるということは、生徒の学習が従来の科目に分けられるとは考えないということです。週に一度の美術の授業だけで美術を学べるとは思っていません。私たちは皆、一日のあらゆる場面でさまざまなことを学び、学校を離れても生涯を通じて学び続けます。ISNでは、教科の授業ではなく、1学年を6つのトピックに分けた「探究ユニット (UOI)」と呼ばれる学習が行われます。1つのトピックの中で、生徒はさまざまな分野のことを学びます。

これは、概念的な理解ということにも繋がります。

生徒は、切り取った事実だけを学ぶのではなく、なぜアイデアが重要なのか、そしてアイデアが役に立つさまざまな場面で理解することができるのです。

最後に、国際バカロレアのプログラムは、たくさんの書類やスキルのリスト、学習者像など、複雑に見えるかもしれませんが、その本質は、IBのミッションに反映されているように、とてもシンプルです。 国際バカロレアは、探究心、知識、思いやりのある若者を育成し、異文化理解と尊重を通じて、より良い平和な世界の実現を目指します。

令和5年度よりISN小学部は、文部科学省より教育課程特例校に指定されました。
これにより、国際バカロレアという教科が新設され、理科、社会、図画工作、家庭科、道徳などの全部と国語、算数、音楽の授業の一部をUOIに移行することができ、さらに柔軟に教科の枠を超えた教科横断型の課題解決学習であるUOIを進めることができます。詳細は以下をご覧ください。

 

教育課程特例校の指定に伴う教育課程の編成の方針

1 新設教科名:国際バカロレア

2 目標:IBの学習者像を体現した国際人を育てる

3 内容を削減する既存教科
国語、算数、社会、理科、生活、図画工作、家庭、体育、特別な教科である道徳

4 削減する理由

国際バカロレアのPYP(Primary Years Programme)カリキュラムであるユニット・オブ・インクワイヤリー(UOI)で、年間6つのユニットで行われる教科横断型の学習を通して、削減した教科の学習指導要領に記載されている全ての内容を学習する。国語、算数、音楽については、学習内容の一部を削減し、国際バカロレアのUOIの学習で補完する。

5 新設教科の時数および削減する教科の時数

開校時間

月曜日から金曜日まで

7:30  – 17:30 pm

英語プログラム

9:00 am – 4:00 pm

日本語プログラム

4:00 pm – 7:00 pm
(保育士のスタッフ、歌、工作、手遊びなどの、日本語指導の時間)

送迎について

登校時間

7:30から8:30の間

夕方のお迎え

16:00から17:30の間

夕方プログラムに参加していない生徒のお迎えは3:45 pmから4:00 pmの間です。
朝夕、スクールの送迎バスがあります。バス時刻表や乗車場所に関しましてはキャンパスまでお問い合わせください。

その他

土日祝日は休校
スクール規定の休校日もあり

夏休み等の長期休暇はありません。詳しいスケジュールはこちらよりお問い合わせ下さい。

お休み・遅刻・早退について

お子様の安全管理の為、前もってスクールにご連絡をお願いします。

各クラスの時間割

2024年度 入園・入学についてのお知らせ